賞味期限切れのふりかけって食べても大丈夫?ふりかけと賞味期限の関係。

食品棚を整理していたら、賞味期限がとっくに過ぎてしまっているふりかけが出てきたなんてことはないでしょうか?


過ぎている期限も1週間や10日ではなく、1年以上過ぎてしまっているふりかけ。

食べられるような見た目な気もするし、もしかしたら、腐っているかもと捨ててしまったということもあるでしょう。

今回はふりかけの賞味期限についてご紹介します。

そもそも賞味期限ってなに?

ふりかけの場合、ほとんどの商品に賞味期限もしくは「開封後はお早めにお召し上がりください」と表示されています。

賞味期限とは、どの食品メーカーも「未開封の状態」であり、「表示に従った・定められた保存方法」で保存した場合に「おいしく食べられる」目安・期限であると説明しています

農林水産省のホームページでも賞味期限について「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」と定めらています。

賞味期限は期限が過ぎてしまったからと言って、すぐに食べられなくなるわけではありません。しかし月日が経つことで味や香り、見た目が製品本来のものではなくなっている可能性があります。

各食品メーカー、農林水産省を含め、開封後はなるべく早めに食べることをすすめています。

賞味期限は商品を安全に美味しく食べられる期間として定められていますが同じくらい耳にするのは消費期限という言葉ではないでしょうか?

同じ期限に関する言葉なのは分かりますが賞味期限と消費期限の違いはなんでしょうか。

賞味期限と消費期限の違いは字からも読み取れるように「味」と「消費」の違いです。

賞味期限は表示されている「期限までであれば、おいしく食べられる」ということを示していて消費期限は表示されている「期限まで安全に食べられる」ということを示しています。

ふりかけの場合、乾燥タイプなのかソフトタイプなのかにもよって賞味期限の期間は変わってきます。

後でふれますが、保存の仕方や開封前か開封後などの違いによっても賞味期限の期間は左右されます。

ふりかけの味の劣化を招く正体

水分量はふりかけの腐敗に大きく関係しています。

ふりかけには乾燥タイプとソフトタイプとあります。


ソフトタイプのふりかけは乾燥タイプのふりかけに比べて水分量が多いのでより腐敗しやすいです。


開封してしまえばタイプに関係なく、湿気を含んで腐敗する恐れがあります。


湿気以外に味を悪くする原因として開封したままにしておくとダニなどの害虫が袋の中に侵入し、繁殖することで起きます。


しかし、保存方法を工夫することで湿気や害虫からふりかけを守ることができます。

ふりかけのおすすめ保存方法

賞味期限ははじめにお伝えしたように基本的にはパッケージに記載されているように直射日光、高温多湿を避けて保存することで保証される期限になります。

一般的には、開封前と開封後では、どちらも常温保存で問題ありません。

ただし、開封後は、冷蔵庫で保管してください。風味や見た目が少しでも長く保たれます。

冷蔵庫で保管することによって粉類や穀類を好物とする害虫による腐敗を防ぐのに一番効果的だからです。

開封後の扱い方によってはふりかけの状態は変化していくので、少しでも腐敗するのを遅らせられるような保存方法を利用することが効果的です。

ジッパー付きのビニール袋を使用することで、未開封に近い状態を作ることができるのでおすすめです。

ジッパー付きのビニール袋で保存をする際は、空気をしっかり抜いてからジッパーを閉めること、腐敗を防ぐためにも衛生上においても1度使った袋はその都度、捨てることで品質が保たれます。

ジッパー付きのビニール袋はふりかけ以外にもご飯のお供になる佃煮や昆布や味噌などの様々な食材を保存するのにも適しています。

冷蔵庫で保存が可能ならば、冷凍庫でも可能です。長期的に保存するには冷凍庫でもいいのですが、市販のふりかけの場合はふりかけ特有のパリパリ感は解凍することで失われてしまいます。

手作りのふりかけであれば、生のものを使って作っていたりするので冷凍庫での保存の方がより日持させられるかもしれません。

保存場所について、直射日光、高温多湿を避け、保存します。害虫が侵入しにくい環境に保管することでも腐敗を少しでも遅らせることができます。

開封後はしっかりチャックを閉めて少しでも密閉状態を保つようにしてください。

海苔やお菓子など商品と一緒に入っている乾燥剤をふりかけと一緒に入れて保存することでも害虫による腐敗の予防になります。

開封前のふりかけ

製造から賞味期限×1.5(日)の期間は食べられると言います。

ほとんどのふりかけは乾燥タイプのふりかけで未開封であれば、12ヶ月が目安です。

ソフトタイプのふりかけでは、各食品メーカーにより異なりますが、4ヶ月〜10ヶ月が目安です。もっと短い期間で2ヶ月のソフトタイプのふりかけもあります。

これらの目安はあくまで、未開封で定められた方法で保存されていることが前提条件です。

鮭フレークなどの瓶詰めのものは、賞味期限が過ぎていても未開封であれば、瓶の中は無菌状態なので味持ちはします。賞味期限を過ぎていて開封した場合には早めに食べきることをおすすめします。

開封後のふりかけ

チャック式の袋タイプであれば、開封後はしっかりとチャックを閉め直射日光、高温多湿を避けて保管することをおすすめしています。

開封後の賞味期限は1ヶ月程度です。

海苔などが入っているふりかけは変色を避けるために冷蔵庫で保管する場合、2週間程度で使い切るようにしてください。

固まっていたり、色や匂いがいつもと違うなと感じた場合は腐敗が進んでいるの食べるのはやめましょう。

市販ふりかけと手作りふりかけの違い

市販のふりかけに比べて手作りのふりかけは日持ちがしにくく賞味期限も短くなります。

手作りふりかけの場合、常温保存より冷蔵での保存をしてください。

使用している食材にもよりますが、数日、もしくは2週間以内で食べきることをおすすめします。

少しでも長く、おいしく保存しておくためには、入れておく容器も気をつけたいものです。

しっかり煮沸消毒していることはもちろんのこと、乾燥させて、容器に水分がないことを確認してから入れるようにします。

蓋についても容器と同じく、煮沸消毒、乾燥させて使用してください。保存する際、温かいまま蓋をしてしまうと湿気を閉じ込めることになるので十分に冷ましてから蓋をして保存するようにしてください。

手作りのふりかけは市販のふりかけと違い、日持ちしにくいです。

賞味期限というより消費する期間をより意識して早めに食べた方がいいかもしれません。

賞味期限切れのふりかけ、食べれるかの判断基準

賞味期限を過ぎているのに食べてしまった場合でも平気な時にがあったりします。

色がおかしくなっていないか、変な匂いがしないか食べる前に確認しましょう。

ふりかけを開けた時に害虫などの侵入がないかも確認してみてください。

ご飯にかけた後で、食べられない味がしてご飯ごと捨てることにならないためにも開封済みのふりかけには注意してください。

ふりかけの賞味期限に関するまとめ

とは言え、賞味期限はおいしく食べられる目安なので、期限が切れているものを食べるかどうかはあくまで自己責任です。

食べる前に必ず、見た目や香りなどおかしくなっていないか確認することで自分の身を守ること人も繋がります。

・賞味期限

・保存方法

・既製品と手作り

・判断基準

以上を参考に埋もれてしまっているふりかけがないか食卓を整理整頓してみるのもいいかもしれません。

最後に・・・

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